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職を失った人が軽貨物の運送を始める事例が増えています

今回のコロナ禍や不景気などを背景に解雇や休業を余儀なくされた人たちが軽貨物の運送を始める事例が増加しています。軽貨物による運送は普通免許以外の特殊な資格が不要ですし、最近は軽貨物のマッチングサービスなど直受けできるツールも誕生しています。また企業間配送など減少している軽貨物の運送の依頼がある一方で、買い物代行や宅配便など増加している軽貨物の運送の依頼もあるため、こういった軽貨物の運送業者が失業した人たちの受け皿としての役割を担っているケースも多いようです。しかし中にはそういった人をターゲットにした内職商法などの悪質な事例もありますし、そうではなくても軽貨物による運送の仕事に就く人が増加したことによる収入減などのリスクに見舞われることもあります。そういった面を踏まえたうえで安心して働ける軽貨物の求人を探すようにしましょう。また軽貨物の場合業務委託等の方法で働くことも多いですが、契約内容によっては自分にとって不利に働く場合があります。解雇などで急に仕事を失った場合焦り等もあると思いますが、一度結んでしまった労働契約はよほど不当なものでない限り覆すことが困難になりますので、契約前に必ず内容を確認することが大切です。

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